間寛平 世界一周マラソン 記録ブログ
by runandsailing
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20060510
4月7日寛平さんから突然の電話がかかってくる。「ひっきゃん!俺60歳なったら、全部仕事やめて世界一周走ろう思ってんねん!」「最初にひっきゃんがマラソンの企画やってくれたやん!」「だからまたやってほしいねん!」との電話。
十数年前寛平さんのマネージャーをやっているとき、よく冗談で全部仕事なくなったらシルクロードでも走りましょうよ・・・とか、寛平さんの仕事が全然入ってこなくなったら、その時こそ僕がマネージャーやりますよ!とその頃話をしていたことを思い出した。当時の寛平さんは東京進出が成功し、本当に忙しい中、僕の人事異動で担当を外れることになった時、ある意味ホットしたとこと、そして少しの不安とが入り混じっていたことを思い出す。
そんな寛平さんからの突然の電話でそんなことを思い出しながら、「なんやかんやあれからも寛平さんはマイペースで仕事をこなしているもんな・・・がんばってはるもんな・・・・」などと考えながら「こんなありがたいお誘いはきっちり受けよう!」と思いながら電話切った。まあ寛平さんのちょっとした「虫」が騒ぎ出しだけかも?・・・と軽く考え・・しかしそれはそれで面白そうやな・・・と考えたりもしながら・・・・。
そもそも僕は太平洋をヨットで横断することが夢として思い描いたまま早20年が経った。夢はあきらめず、ゆっくりではあるが自分のヨット「エオラス」をいつかの出発に備えた整備を現在も行っている。「人は何のために生まれてきたか?」それは「感動するために・・・・」を人生訓に、仕事と遊びをクリエイトするのが僕の生き方。そして太平洋横断の先には、クストー船長のドキュメンタリーで海に興味がわいた自分、そんな「感動するために・・・」という自分だけの夢で終わらせず、それを「人に伝えていくこと」も、新たな目的、人生訓となっている。
寛平さんから突然の電話の後、「そうか!寛平さんが世界一周か・・・・いつの間にか僕の夢が寛平さんの夢に変ってしまったな・・・」」とボーっと考えながら、「どうせならヨットも使って世界一周したらいいのにな・・・」などと、いい加減に考えながら、とりあえず本をいろいろ読んでみよう!ということで、会社の谷川くんに頼み、アマゾンドットコムで関係する本を注文してもらった・・・。届いた本は日本を一周の本ばかりで・・大笑い、「いやいや世界を走るので世界の・・・」ということでさらに再注文し、まずはバイクで世界を駆け抜けた荒木利行さんのオフロード一人旅を読む。「う~んやっぱり飛行機を使っている・・・」。つづいて世界一周を歩いたスティーブンニューマン著世界一周徒歩旅行を読む、折角自分の力で大陸を横断しているのに飛行機の描写が気にいらない・・。自分がヨットで世界一周をしたい夢とかぶってしまうのか、どうも飛行機を使うことへの偏見が・・・。そんなこんなで次の寛平さんとの打ち合わせでヨットを使いましょうよとさりげなく進めようと決心をする。
4月7日下北沢。ふたりで夕食をとりながら第一回の打ち合わせ。紙袋に10数冊の本を持参しての初会談です。まずはジャブ「寛平さん!今、まだ本を読み出したばかりですが、一年間なんかでは、世界一周は無理ですよ!」「余程の理念と想いがなかったら続くような甘い世界ではないですよ!」とジャブ!しかしいつもの寛平さんの口調で・・・「そないかかるか・・・しやーないな・・・」抜けた返事。そこですかさず「寛平さんヨットも使いません!」と作戦にでる・・が「俺、海こわいもん!」「ひっきゃんの海の話で自分も死にそうになった言うてたやん!」「あかん!あかん!海は・・・」けんもほろろであった。これ以上説得しても無理なので今日はあきらめる。しかし二人で話しているうちに先週の電話のときより俄然やる気が自分にも沸いてきている自分がおかしかった・・・。軽い気持ちで軽く流して聞いていた自分を・・・。
4月14日第二回目の打ち合わせ。今回は元マネの山下くんも参加しての打ち合わせ。エーベックスの方もたまたまた打ち合わせがあり後で合流。前回の打ち合わせの後、本を読んだり考えたりしているうちに、僕の中ではヨットも利用し、寛平さんの自分の足の力と自然の力風の力で大陸と海を突き抜ける・・・それが一番の冒険だ!という思いが益々強くなっていた。またまた下北のイタリア料理屋さん。飲んだり食ったりしながら世界一周の計画のブレスト。山下君は仕事をリタイヤしてバックパッカーで放浪の旅にでていた人間だけに、この計画には「いいですね・・・」「楽しそうですね・・・」と興味津々。チャンスを見て例の飛行機否定論にゆっくり入っていく。「寛平さん!やっぱりがんばってがんばって大陸を横断したのに、いきなりファーストクラスの乗って、トゥービヤー!じゃ、夢ないですよ!やっぱりなんか!いけてないですよ!」「やっぱり海は自分の力で越えましょうよ!」「本当は手漕ぎボートがいいんですが・・」とヨットより過酷な例をだしながら説得「まあそれはちょっと危険すぎるので僕のヨットで渡りましょうよ」「そしてまた陸に着いたら走るんですよ!」「これが真の冒険ですよ!」最初は嫌がっていた寛平さんもそのうちその気になってきて「ひっきゃんのいうとりやるわ!」「俺もヨット覚えるわ!」と説得成功となる。しかしあの寛平さんと何十日もヨットの上での生活・・・そして絶対に寛平さんを次の大陸へ安全に運ぶとう使命・・・。それはそれでもっと大変になったなぁ・・・と、実現するかどうかもまだ全然きまっていないのに、またまたあいまいな、デジャブのような変な感覚・・・・。さらにゆっくりとやる気が沸いてくる自分にまた笑う。
こんな流れが今までの流れ、今後はブログで思ったことを記録する意味と、世界の情報収集、ルートやプロジェクトの方向を決めていく上で、世界の人々からの生きた情報は必須のアイテムと考え、正式な発表や会社への説明(大崎さんや一部の人間には軽く冗談で話はしましたが・・・)もないまま企画書の作成とブログの立ち上げを始める。ファンダンゴの丸子にお願いしブログを始めます。
このブログは現時点では公式的なものでもなく、あくまでも記録として、比企自身の思いで書いているものであり、書いていることはおそらくどんどん変ってもいくし、このプロジェクト自身が失敗に終わることも十分に考えられる。しかしそもそも感動を人に伝えることが新しい人生訓としている僕にとってはぜったに成し遂げたい夢である。今一生懸命カメラを覚えているのも、人に伝えるための手段を身に着けるためのトレーニングであり、映像も覚えていこうと決心をしている。英会話も必要かナ・・・このプロジェクトで総監督を勤めるということは、その先にある「人に感動を伝える」という「本当の自分の夢の実現」のためのキャリアアップも、大きな目標である。こんなことはまだ寛平さんにも話をしていないが、これが本音です。寛平さんとスパルタスロンにサポートとして参加し、初めての完走したゴールで流した涙。涙は心の汗だ!というぐらい涙を止める必要、意味、がない自然な涙、涙は汗のようにながれる・・・・ことを始めて体験させてもらった。もうこんな涙を流せることはないだろう!とずっと思っていた。自分のためではなく、人のために精一杯やったからこそでた、自然な涙だと思った。しかしまたそのチャンスがやってきた。おそらく自分のためだけの世界一周で流す涙より、寛平さんと一緒に流す涙の方がもっと感動が大きいと確信している。寛平さんにとってはヨットという初体験の冒険が加わったことは、僕の趣味に起因してることが絶対的なので、そこはお許し願いたい。寛平さんが世界を一周回ることを、僕は精一杯文章を書いたり、写真を撮ったり、インターネットで配信したり、ハイビジョンで撮影したりしていきます。そして世界で一番すばらしいドキュメンタリーを作り上げます。そしてついでに僕の夢である世界一周もやらせてもらいます。(太平洋大西洋日本海以外は菜やの大将と僕とで回航します。もちろん陸上のサポートにも駆けつけますが)そしてこのプロジェクトを成功させたら、海洋ドキュメンタリー船を自分の力で走らせようと思っています。海のすばらしさ自然のすばらしさを・・・・けどそんな気力のこっているかな・・・・。まあがんばりましょう!
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by runandsailing | 2006-05-10 00:56
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